離婚率が高い血液型・職業・国別ランキング統計まとめ｜A型とB型の相性は？離婚しやすい組み合わせを解説

離婚率は血液型や職業別で特徴や傾向はあるのでしょうか？テレビでは芸能人の不倫や離婚の話が話題になりますが、一般の人たちの実態を確認してみました。

不倫の話は週刊誌や芸能情報では日常茶飯事ですが、リアルな日本人の状況はどうなっているのか、厚生労働省発表の離婚に関する統計資料を中心に、それらの資料から見えてくる離婚の実態についてみていきたいと思います。

離婚率の高い夫婦の職業別の組み合わせ！統計データで見る【職業別の離婚率】

「夫婦の職業によって、離婚しやすさに差があるの？」

そんな疑問に答えるべく、厚生労働省が公表した「人口動態職業・産業別統計（令和2年度）」のデータをもとに、離婚率の高い職業ランキングを紹介します。

この統計は5年に一度のみ公表される詳細データで、現時点（2025年）では最新の公式統計となっています。

	夫	妻
管理職	14.1	15.1
専門・技術職	2.7	2.4
事務	1.7	2.1
販売	2.4	2.8
サービス職	6.7	5.1
保安職	2.2	3.4
農林漁業	2.6	2.4
生産工程職	1.9	2.3
輸送・機械運転	4.4	11.0
建設・採掘	6.3	8.6
運搬・清掃	2.1	1.6
無職	2.0	3.0

離婚率が最も高いのは「管理職」同士

・管理職の夫：14.1
・管理職の妻：15.1
→ 非常に高い水準です。責任の重いポジションゆえにストレスや家庭との両立が難しいことが背景にあると考えられます。

建設・運輸業の男性、機械運転職の女性も離婚率が高い

・男性「建設・採掘職」：6.3、女性：8.6
・男性「輸送・機械運転職」：4.4、女性：11.0
→ 勤務時間の不規則さや、物理的なすれ違いが影響している可能性があります。

輸送・機械運転職とは、電車やバス、自動車、航空機の運転に携わる人や、それらの職に関連する駅構内係、信号係、甲板員、船舶機関員、フォークリフト運転等になります。また、ボイラーオペレーターやクレーン・ウインチなどの運転、ビル設備管理員などの仕事も含まれます。

離婚率が低い職業は「事務職」「専門職」

・事務職の男性：1.7、女性：2.1
・専門・技術職の男性：2.7、女性：2.4
→ 比較的安定した勤務形態が、家庭生活にも好影響を与えていると考えられます。

離婚率が高い夫婦の職業の組み合わせ ランキング　ベスト5

わかりやすくするために、離婚率が高い順に並べました。

離婚率が高い血液型の組み合わせは？科学的根拠とネット上の傾向を整理

血液型と離婚率の関係に科学的根拠はあるのか？

血液型と性格の関連性については、これまでさまざまな議論がされてきましたが、科学的にはその因果関係は証明されていません。

実際、吉備国際大学の研究報告によると、「血液型と性格の間に明確な相関関係は見られない」と結論づけられており、厚生労働省や総務省の統計においても、血液型別の離婚率などの公的データは存在していません。

それでも話題になる「血液型別の離婚傾向」

一方で、Web上では「離婚しやすい血液型」「離婚率が高そうな血液型の組み合わせ」など、血液型を切り口にした相性や離婚傾向の情報が多く発信されています。

こうした情報は、あくまでエンターテインメント性を持った一般的なイメージや俗説であることを前提に、傾向を紹介します。

離婚しやすい傾向があるとされる血液型（男女別）

男性側で離婚しやすいとされる血液型

	血液型	傾向（俗説ベース）
1位	O型	社交的でモテやすく、断れない性格から浮気に繋がりやすいという説もあり
2位	B型	自由奔放で縛られるのが苦手な傾向があり、家庭より自己優先になりがちという声も

女性側で離婚しやすいとされる血液型

	血液型	傾向（俗説ベース）
1位	A型	真面目で几帳面だが、パートナーの浮気や裏切りを許さず離婚に至りやすいという声も
2位	B型	型にとらわれない気質から、安定より刺激を求める傾向が強く不満が溜まりやすいとも言われる

※これらはあくまで民間レベルの傾向やイメージであり、実証的なデータではありません。

離婚率が高いとされる血液型の組み合わせは？

ネット上で「離婚しやすい組み合わせ」として頻繁に挙げられるのが、

✅ 夫：B型 × 妻：A型

この組み合わせは、「自由奔放なB型男性」と「几帳面で我慢強いが限界を超えると切れるA型女性」のギャップが大きく、すれ違いや価値観の衝突が起きやすいという見解が見られます。

・B型夫：「自由」「マイペース」「自己優先」
・A型妻：「我慢強い」「家庭志向」「浮気や破綻に対する拒否反応が強い」

こうした性格面での“ズレ”が積み重なると、ある日突然離婚へ…という展開になりやすいという分析が多く出回っています。

結論：血液型と離婚率は因果関係があるとは言えないが、話題性は高い

結論として、血液型で離婚率を予測することは科学的には正当性がない一方で、多くの人が自分やパートナーの血液型を通じて「相性」や「傾向」を考える文化は根強くあります。

あくまで以下のスタンスで楽しむことをおすすめします。

日本の令和5年（2023年）の離婚件数、離婚率は？

「人口動態調査 人口動態統計 確定数 離婚 」のデータによりますと、令和5年(2023年)の日本の離婚件数は、183,814件、離婚率は、1.52（人口千対）となっています。

これは、前年令和4年調査の１.47より減少しています。

年度別離婚率の推移

年	2023年	2022年	2021年	2020年	2019年
離婚件数	183,814	179,099	184,384	193,253	208,496

都道府県別離婚件数、離婚率2023年度版

離婚率が都道府県別にどうなっているのかを最新の2023年でデータをみてみましょう。

	離婚件数	離婚率
北海道	8,629	1.71
青森県	1,665	1.41
岩手県	1,488	1.29
宮城県	3,138	1.40
秋田県	1,151	1.27
山形県	1,223	1.20
福島県	2,563	1.46
茨城県	4,078	1.49
栃木県	2,732	1.48
群馬県	2,751	1.50
埼玉県	10,697	1.50
千葉県	9,151	1.50
東京都	20,016	1.49
神奈川県	13,343	1.49
新潟県	2,511	1.19
富山県	1,126	1.14
石川県	1,356	1.24
福井県	942	1.29
山梨県	1,1187	1.44
長野県	2,748	1.40
岐阜県	2,602	1.39
静岡県	5,028	1.46
愛知県	10,928	1.52
三重県	2,515	1.51
滋賀県	1,943	1.42
京都府	3,561	1.44
大阪府	14,556	1.71
兵庫県	8,060	1.54
奈良県	1,751	1.37
和歌山県	1,466	1.66
鳥取県	781	1.47
島根県	799	1.25
岡山県	2,750	1.52
広島県	4,103	1.53
山口県	1,873	1.46
徳島県	956	1.39
香川県	1,424	1.56
愛媛県	1,953	1.53
高知県	1,065	1.61
福岡県	8,512	1.70
佐賀県	1,150	1.46
長崎県	1,788	1.43
熊本県	2,663	1.58
大分県	1,695	1.57
宮崎県	1,796	1.74
鹿児島県	2,500	1.63
沖縄県	3,170	2.20

離婚率の都道府県別ランキング　2023年度版まとめ

都道府県別の離婚率　離婚率が高い都道府県ワースト５

都道府県別の離婚率　離婚率が低い都道府県ベスト５

2022年世界の離婚率、婚姻率

日本国内だけでなく、世界的には離婚率はどのようになっているのでしょうか？

ヨーロッパの情報は2021年の国連統計部のデータです。

国名	婚姻率	離婚率
日本	4.1	1.47
韓国	3.7	2.1
シンガポール	6.5	1.9
アメリカ	6.0	2.5
フランス	2.3	1.93
ドイツ	5.0	1.73
イタリア	1.6	1.12
スウェーデン	3.7	2.28
イギリス	3.4	1.61

離婚率の高い国ランキング

総務省が発表している「世界の統計2023」の資料の中に、世界の離婚率の表がありましたので、世界の離婚率の高い国５を調べてみました。

なお、データは2021年のデータになります。

１位：モルドバ　3.8
２位：ベラルーシ　3.7
３位：ジョージア、ウクライナ　2.9
５位：リトアニア、コスタリカ　2.8

浮気調査に強いおすすめの探偵事務所ランキング