夫婦喧嘩の原因ランキング10選と夫婦仲改善の仲直り法8選、やってはいけないこと!

夫婦喧嘩の10の原因と夫婦仲改善のきっかけ
最終更新日 2024/8/2

企画・編集者:興信所探偵ナビ 編集部
 
「最近夫婦喧嘩が多くなってきた!」「できれば喧嘩をしたくない!」「昔みたいに仲良くなりたい!」

と感じているのであれば、これから説明する夫婦喧嘩になる原因や理由をまずは理解しましょう。それから、夫婦仲を改善する方法、夫婦喧嘩を仲直りするきっかけを8つご紹介しますので、是非参考にして下さい。

ずっと悩んでいた夫婦仲は、劇的に変わるはずです!まずは、夫婦喧嘩に多くある原因のランキングをみてみましょう。

目次

夫婦喧嘩の原因は?夫婦喧嘩ランキングBEST10!

夫婦喧嘩の原因は?夫婦喧嘩の原因をランキングで発表夫婦喧嘩には多くの原因があります。その中から10大原因をまとめてランキング形式でまとめました。

夫婦喧嘩の原因TOP10
XなどのSNSでも多くの方が喧嘩の原因について投稿していることから、私たちだけの問題ではないと感じています。改善に向けて一歩ずつ前進できればと思います。

1位:気の効かない言葉使い

家庭内だけでなく、職場でも気が利かない一言に「イラッ」とすることがありますよね?

特に家庭内では相手に気を使うことが少なくなりがちです。何気ない一言でも相手を不愉快な気持ちにさせている場合があります。

例えば、「うるさい」「後でする」「小さい」「お前のせい」「ちゃんとしろよ」など。もし、相手が職場の同僚や上司だったらこういった軽はずみな言葉は使わないはずです。

それは、相手に失礼ですし傷つくこともあるかもしれない!いくら夫婦と言えども、このような言葉使いを繰り返していては喧嘩の原因になります。

言葉の選びは、どんな人間関係においても難しいですが、感謝をしていれば、どんな時も突発的な気の利かない言葉づかいはなくなるはずです。夫婦間の信頼関係に大きく影響するので、ぜひ見直してみましょう。


2位:家事や育児が妻任せ

夫が家事や育児に協力しないの家庭では、奥さんのまとまった休む時間がほとんどありません。夫に土日祝の休日があっても、妻には休日が全くない状態です。

逆に、「妻が何もしない」場合でも、旦那は仕事から遅い時間に帰宅してから、家事全般と子供の世話を一手に引き受け休む時間がありません。

夫もしくは妻が家事や育児に協力しない家庭では、夫婦の片方だけに大きなストレスがかかり、夫婦喧嘩の原因になります。

また、家事の内容が雑だったり、掃除が行き届いてなかったり、片付けができなかったりした場合でも、夫婦喧嘩の原因になります。

実際に、政府の調査でも、家事,育児の負担が以前として女性に偏っている状況は、夫婦喧嘩の原因だけでなく、少子化の問題しても触れられています。

関連調査:わが国税制の現状と課題―令和時代の構造変化と税制のあり方|税制調査会

3位:夫婦のコミュニケーション不足

夫婦のコミュニケーションが少ないことも、夫婦喧嘩の原因になります。

例えば、急な飲み会の連絡をしなかったり、休日の用事を伝えてなかったり、子供の行事や教育方針の連絡や話し合いをしなかったりと、コミュニケーション不足が原因で喧嘩に発展します。


4位:お金の問題

生活するためには「お金」が必要です。収入が少なくても、夫婦円満の家庭もありますので、夫婦喧嘩の原因となるお金の問題は収入が少ないという単純な問題だけではなさそうです。

もちろん、収入があまりにも少ないため、生活がギリギリになり「稼ぎが悪いから・・・」「誰のために働いているんだと思うんだ!」みたいな発言も喧嘩の原因になりますし、「好きなことができない」「欲しいものが買えない」といった不安・不満でも喧嘩の原因になります。

しかし、単純にお金がないだけでなく、お金に関わる夫婦喧嘩の原因はさまざまです。夫婦喧嘩に発展する代表的なお金に関する問題をピックアップしました。


隠れ借金や勝手にお金を借りる夫

遊ぶお金が欲しい夫が、妻に内緒で消費者金融などからお金を借りる。結婚して夫に借金があることがわかった。

お金がないのに隠れてギャンブル

もともと給料が少ないのに、妻に内緒でギャンブルをする。

夫に黙って高級ブランドの商品を買う浪費妻

妻が隠れて高級ブランドの商品を購入しているのがバレる。

勝手に仕事を辞める

妻に相談もせずに、仕事を辞めて収入がなくなる。また、転職してもすぐに会社を辞める。

夫の小遣いにまつわる夫婦喧嘩

妻は家庭のお金を守る「財務省的立場」の家庭が多い中、夫の小遣い金額に対する意見の対立。

夫は、飲み代、趣味(ゴルフ、バイク、釣りなど)、ギャンブルなどののお金が欲しくて妻に小遣い交渉をします。しかし、妻に認めてもらえないと、お互い譲らなくなり喧嘩に発展します。

お金の価値観の違い

結婚して年数が経つと家庭で使うお金が増えていきます。家や車、子供の教育費などさまざまです。

元々別々の生活をしていた2人にはお金に対する価値観があります。その価値観の違いが夫婦喧嘩の原因になります。

5位:子供の教育方針

夫婦の絆である子供は、「しっかり育てたい」という意識がお互い強いため、意見がぶつかり合いがちになります。

子育てとなると、しつけや習い事、勉強、進路などの課題や問題がでてきます。夫婦はもともと生まれ育った環境も違いますので、意見が違うのも当然です。

この意見や方針の違いが夫婦喧嘩の原因になることはよくあることです。逆に、夫(妻)が子供へ関心がなかったり、責任逃れする場合でも喧嘩の原因になります。


6位:浮気・異性関係

結婚したにも関わらず相手に浮気をされると、そのショックやダメージが大きいため、喧嘩の原因になり離婚にまで発展するケースがあります。

浮気をするのは夫だけではありません。夫よりは日中時間のある妻の方が浮気をする場合もあります。

また、異性関係の問題は浮気だけではありません。嫉妬深いパートナーなら、ささいな異性との関わりが喧嘩の原因になることもあります。

これについては、これ以上の説明は不要でしょう。

7位:両親・親族との不仲や同居

妻の言うことは聞かないが、義母の言うことはよく聞くマザコン夫。妻は正しいと思わないことを義母が平気で許したりすることなどが原因で喧嘩になります。

若くして結婚した夫婦にありがちなのができちゃった結婚。しかし、生活力がないため仕方なく親と同居することで喧嘩になることがあります。

「私じゃなく親の味方をするんだ!」といったことでももちろん喧嘩になります。


8位:生活態度

生活態度というと抽象的すぎてよくわからないと思いますが、例えば、洗濯物を散らかしたままになっている、靴がいつも脱ぎっぱなしなど些細なことですが、やはりこれも毎日のストレスの積み重ねで喧嘩につながりやすい要因になっています。

お互いがどういった態度・習慣がストレスになっているのかをよく話し合うといいでしょう。

9位:休日の過ごし方

平日の仕事が忙しく、休日はいつも家でゴロゴロ過ごしていると、どちらかのストレスが溜まることがあるようです。

休みはゆっくり過ごしたいという気持ちもわかりますが、半日は一緒に外に出るとか、3時間は妻と一緒に買い物に行くなど、できることはあるはずです。相手の気持ちを少しでも尊重するだけで全く変わってきます。


10位:時間帯が合わない、すれ違う

例えば、夫が三交代制で朝昼が逆転していて、ほとんど夫婦としての一緒時間が取れない、夫と妻の定休日が違うなど、一緒に過ごす時間がないとすれ違いから喧嘩につながることがあります。

この場合も、なんとか少しでも一緒の時間を作るようにしていく双方の少しの努力が必要です。


夫婦仲の改善のきっかけ作り8選【永久保存版】 仲直り法を伝授!

夫婦仲改善のきっかけ 夫婦喧嘩どうやって仲直りする?夫婦喧嘩の原因や理由は多くの要因があることがわかったところで、これから夫婦仲を改善するきっかけについて説明していきます。

「妻と仲直りしたい」「夫と早く仲直りしたい」と思っているなら、以下に示す「夫婦仲の改善のきっかけ」を是非参考にされて下さい。とても小さな些細なことですが、きっかけとしては、とても効果があります。

夫婦仲を改善させる方法8選

改善のきっかけ1:ちょっと恥ずかしいですが、手紙を書く

あなたの気持ちを伝えたい時は手書きの文章で伝えることをおすすめします。面と向かうと気持ちがきちんと伝わらないことがありますよね?

手書きの文章にすると、あなたの頭の中が整理されるだけでなく、簡単にできるメールやLINEよりも、その誠意が伝わりやすくなります。営業マンが手書きで一言添えているのを一度は見たことがあるのではないでしょうか?

手書き文字はあなたのオリジナルフォントですし、わざわざ時間をかけて手書きで書くことで誠意や真剣さも伝わりやすくなります。


改善のきっかけ2:子供の話題で子供と一緒に話しかける

子供がいるなら子供の話題を利用して、子供と一緒に話しかけるのも効果的です。

「子供の前で喧嘩をするのは子供の成長によくない」というのを知っている方は多いと思います。子供がいる手前、普通に話をしてくれる可能性があり、自然と仲直りする可能性があります。

例えば、「ここの勉強の教えた方が上手く説明できないんだけど?」「今度の休み子供が〇〇に行きたいって言ってるけど行ける?」など何でもいいので、子供の話題と一緒だと話しかけやすいと思います。

但し、今まで子供の前で平気で喧嘩をしていたなら辞めておいた方が無難です。

改善のきっかけ3:相手の好きな食べ物を買ってくる

食が満たされると人間は睡眠欲や性欲を求めたくなる本能があります。人間の3大欲求ですね。何気ない普通の夕食後では普通は睡眠欲がでてきます。

相手の好きなとっておきの食べ物を用意しておけば、「好きなものを用意してくれたんだ」と相手からの愛情を感じ始め、性欲を抱きやすくなります。

人間の欲求を利用して、相手の好きな食べ物をたまに用意してあげれば、夫婦仲を改善するきっかけ作りができます。

もし、喧嘩をしている最中なら、好きなものを食べた後の機嫌がいい時に謝ることで、許してもらえる確率が高くなります。

今後また喧嘩した場合でも、好きな食べ物を用意することは「仲直りのサイン」という夫婦暗黙のルールにすることもできそうです。


改善のきっかけ4:肩たたき、足マッサージなどで距離を近づける

距離が近かったり、触れ合ったりすると、「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。

このオキシトシンというホルモンは「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」「信頼ホルモン」などと言われているとおり、このホルモンが分泌されることで、幸せな気分になったり、他者への信頼感が増したり、親密な関係を結びたくなる気持ちが高まります。

結婚生活が長くなると、若い頃のようなスキンシップは少なくなっていくのが普通ですが、肩たたきや足マッサージであれば、ベタベタする必要もないので難易度も低いですし、簡単にできる夫婦仲改善のきっかけになると思います。


改善のきっかけ5:家事などの改善点をお互い話し合う

「最近喧嘩が多くなったかな?」と思ったら、一度あなた自信や夫婦で決めた理想の夫婦像を思い出して、紙に書き出してみましょう。次に、書き出した理想の夫婦像の中から、あなたが改善できる点はないかチェックします。

例えば「1週間に最低1回は拭き掃除をして部屋はいつもきれいにしておく」という夫婦で決めた理想があったとします。でも、夫から「拭き掃除してる?汚いけど」なんて言われているとしたら、そこを改善することで喧嘩のきっかけがなくなります。

毎日家事や育児で忙しいなら「拭き掃除をしたいので、その間子供の相手をしてくれる?」など、夫にも協力してもらうようにして、元々掲げていた理想の夫婦像に近づけていきましょう。


改善のきっかけ6:相手を尊重したコミュニケーション

日頃からコミュニケーションをとっていると、喧嘩も長期戦になりにくくなります。普段のコミュニケーションを大事にしていると、謝る敷居も低くなり、謝らなくて生活しづらい方が嫌になります。

コミュニケーションがとりづらい場合は、ちょっとしたコツがあります。それは、「相手がどんな状態にあるのか」を気にかけてあげることです。

相手の体調が悪そうだったら「具合悪そうだから、ゆっくりしておけば?」と声を掛ければ、相手は「自分のことを気にかけてもらえてるんだ」という良い心理状態になります。

また、相手に何かうれしそうなことがあった場合は、「何かいいことでもあった?」と声をかければ、話したくてしょうがなかったことを、たくさん喋ってくれるでしょう。さらに、楽しかったことの思い出を季節ごとにでも思い出して話をしましょう。「結婚生活は楽しい」ということを忘れずに済むことができます。


改善のきっかけ7:子供が悲しんでいることを考える

夫婦喧嘩で絶対に避けないといけないのが子供の前での喧嘩です。夫婦喧嘩をすると子供はどうすればいいか本当に混乱して悲しんでいます。

「大きな声や音がすると、とにかく耳を抑えたくなる」「泣いてる妹や弟のことが気になる」「仲裁した方がいいのか?」「このまま無視した方がいいのか?」

それはやがて「トラウマ」となります。例えば、「バイト先で大きな音がするケンカを店長が始めたため、1週間バイトに行けなくなった」という実例もあります。実際に次のような恐ろしいデータがあります。

子供の前で喧嘩をしたら「脳が萎縮する」という研究結果です。特に言葉の暴力は、身体的暴力よりも6倍も脳の萎縮率が高かったようです。

この脳の萎縮により怒りや不安を感じやすくなったり、学習能力も低下すると言われています。


改善のきっかけ8.冷静になって謝ってみる

何かカチンとくることを言われた時は、元々あなたに非がなかったか考えてみましょう。あなたに非があった場合の発端はあなたです。素直に謝れば相手は納得してくれるはずです。

あなたに非がある場合、相手は謝る理由がないことは覚えておきましょう。


夫婦喧嘩の仲直りまでの期間はどのくらい?


あなたは、夫婦喧嘩をした後、どのくらい経って仲直りしていますか?喧嘩の大半は些細なことが多いというのが、夫婦喧嘩の仲直りの期間を調査した結果からわかりました。

仲直りまでの期間を調べたところ、次の順番で仲直りすることが多いようです。

・喧嘩してすぐその日に仲直りした
・寝て起きたら仲直りした
・数日間ずっと喧嘩していた

夫婦喧嘩の仲直りまでの期間は当日や1日が過半数以上で、2日以上喧嘩していることの割合は少ないことがわかりました。

上記の結果から「夫婦喧嘩は些細なことが大半」と言えることです。逆に、絶対に譲れないことや、同じことで何度も喧嘩しているような場合だと長引く可能性があります。

喧嘩が長引いたり、エスカレートして別居まで発展すると、接触回数が少なくなり修復が困難になってきます。厚生労働省のデータでも、別居した夫婦のなんと70%以上が離婚まで発展したという結果報告がありました。

別居まで発展すると、ちょっとした「口喧嘩のはずたったのに」では済まされなくなりますので、夫婦仲の改善方法を参考にしてみて下さい。

夫婦喧嘩が原因で離婚寸前の危機!夫、妻にやってはいけないこと

離婚寸前というのは、「今後も性格が合うのかが不安」「家庭生活が幸せじゃない」「もう我慢できない」という心理状態になっています。

このような状態になっているのを察したら、慎重に対応する必要があります。家から出ていかれる、つまり別居状態になると離婚する確率が約72%(令和2年(2020年))と非常に高くなります。
出典:令和4年度「離婚に関する統計の概況」(同年別居離婚件数の対5年前増減の分析)|厚生労働省

相手の心が離婚寸前の状態のときに、上から目線でついつい反論してしまうと、「やっぱりこの人とはダメかも」とさらに離婚への階段を登り始めます。

また、相手へ気持ちを伝えたいからと言って、SNSへの投稿はさけておきましょう。「家庭不和をSNSに投稿するの?」と相手を逆上させます。

夫婦喧嘩と関係ない近況とかでも「あなたにはそんな余裕があるんだ」と思われることでしょう。

夫婦喧嘩中やってはいけないこと
  1. 上から目線で反論すること
  2. 別居状態になること
  3. SNSに投稿すること

まとめ

夫婦喧嘩の原因から夫婦仲を改善する方法やきっかけを説明してきました。夫婦喧嘩には多くの原因があり、不満や不安、苛立ち、怒りなどが我慢できず、喧嘩に発展していきます。

夫婦喧嘩になった原因を「あなたがされたらどう思うのか?」と考えるのが重要です。また、家庭内における「お互いの負担の割合」を、もう一度考える必要があります。

日頃の生活では「相手を気にかけてあげる」ことや「コミュニケーション」が夫婦円満の秘訣です。

離婚寸前や別居状態になったら、1人では解決できない場合もあります。早めに友人や相手の家族にも相談して客観的なアドバイスを仰ぎましょう。

あなたが当たり前と思っていることが、相手にとってはかなり悩んだり、負担になっていることがあります。離婚危機を感じたら、1人で悩まずに第三者へ相談することも考えておきましょう。

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この記事の執筆者

興信所探偵ナビ編集部

本記事は興信所探偵ナビを運営する株式会社cielo azulが企画・執筆・編集を行いました。